State Trigger
各デバイスはインターネット経由でゲートウェイへ接続できるため、設置場所はインターネット接続環境があればどこでも可。以下オートメーションルールを幾つか例示しますが、時間・場所・センサデバイスのステータスなどの条件とアクションとの組み合わせが多岐に渡るため、多様なルールを設定できます。
オートメーションルール その1
- トリガー:LEDスポットライトを点灯、点灯状態が3秒以上続いた場合
- アクション:別のLEDがフラッシュ点灯、プレーヤーから警告音を再生
LED照明のスイッチを緊急時のボタンとして使用。スイッチが押されると別のLED照明がフラッシュ点灯しゲートウェイから警告音が流れます(ゲートウェイとデバイスが同じ屋内に設置されている場合を想定したルール)。
config/automations.yaml
- id: 'xxxxxxxxxxxxxxx'
alias: flash+play_radio
description: ''
trigger:
- platform: state
entity_id:
- light.spot_light1
from: 'off'
to: 'on'
for:
hours: 0
minutes: 0
seconds: 3
condition: []
action:
- data:
effect: flash
service: light.turn_on
target:
entity_id:
- light.spot_light2
- service: shell_command.play_radio
data: {}
mode: single
ルール設定はHome Assistantの設定画面から容易に行えます。
設定画面
オートメーションルールリスト
ルール設定画面
オートメーションルール その2
- トリガー:LEDスポットライトを点灯、点灯状態が3秒以上続いた場合
- アクション:別のLEDがフラッシュ点灯、IP電話へコール
LED照明のスイッチを緊急時のボタンとして使用。スイッチが押されると別のLED照明がフラッシュ点灯しLinphoneのSIPアドレス宛にIP電話がかかってきます(例えば一人暮らしの高齢者宅にこのデバイスを設置することで、緊急時にスイッチを押すだけで第三者に異常を知らせることが出来ます)。
オートメーションルール その3
指定エリアに入った時点でお知らせメールを送信。子供が無事に学校などのエリアに到着またはエリアから出発したかどうかを確認するためのルール。
OwnTracksをインストールしたデバイスとHome Assistant登録ユーザを紐付けることにより、Home Assistantで登録した指定エリアに入った・またはそこから離れた時点で第三者にメールが送信されます。
オートメーションルール その4
侵入者・盗難対策
レーダセンサデバイスや傾きセンサが反応した際に、LED照明をONにし、第三者に電話をかけて知らせます。侵入者対策、オートバイなどの盗難対策として利用。